YOTUMOKU-sideについて
ごあいさつ
こんにちは。代表の吉田和憲(よしだかずのり)です。
2021年にここ帯広にYOTUMOKU-sideを設立させていただきました。
”YOTUMOKU”は漢字で書くと「四木」。
十勝の美しい 「四季」を楽しめるあたたかい心地の良い家、本物の「木」を使用したぬくもりある家を、という私たちの願いが込められています。
また”side”にはside by side(寄り添って)の意味を込めました。お客様の暮らしと人生に寄り添った家づくりがしたい、そんな強い想いを表しています。
ヨツモクサイドのあゆみ
初めて「暮らしに寄り添った家づくり」に思いを巡らせたのは中学生の頃です。
幕別町の札内で生まれ育った私は、何でも分解しては直して遊ぶような機械好き少年。
住んでいた借家や近所に並ぶ建売住宅に「なぜこんなに住みづらい間取なんだろう?」「生活は違うのに、なぜ家は同じなんだろう?」と疑問を抱き、それならいつか「自分の手で、住む人に合った家を設計したい」という思いに変わっていきました。
「いずれは住宅会社を」という夢を抱き、高校は建築科へ。卒業後は様々な会社で経験を積ませていただくことになりました。
長い長い準備期間のスタートをスタートさせました。
現場で職人から学ぶ
最初に学んだのは現場の管理でした。在来工法で建てている住宅会社で、通常は外注することの多い基礎工事やプレカット、建材の搬入から取付まで自社で行い、鉄骨やRCの建物なども施工していたので、学ぶことは山ほどあしました。
特に大きかったのは、大工さんや設備業者さん、内装業者など様々な職人さん達との出会いです。例えば和室の仕上げ方一つとっても、棟梁にとってそれぞれ異なる考え方やスタイルを持っています。
知りたがり屋の性格が幸いし、「なぜそうするのか?」「どういう構造なのか?」と多くのことを学ばせていただきました。7年間で建てた住宅は合計で約120棟以上。今、お客様の「ここをこうしたい!」というお話がすぐに理解できるのは、こうした経験のおかげです。
内装、性能、すべてが大切
次は内装の会社にお世話になりました。クロスやカーテンなどの勉強がしたかったからです。
クロスの張り方も職人によって違います。特に下地の処理やジョイント部分の仕上げ方などは腕の見せ所です。ここでは主に店舗やマンションの内装管理を行いました。
YOTUMOKU-sideでもカーテンの綺麗な収め方など、内装の細やかな部分でのご提案に活かしています。
その後は2×4後工法で、木製サッシを自社製作するなど気密や断熱にこだわりを持つ住宅会社で学ばせていただきました。
心地よく暮らせる家を造るには、優れた性能を実現するための設計・施工技術が不可欠です。
住宅や木造マンション、店舗なども含め、7年間の経験の中で品質への感覚が磨かれました。
美しく、暮らしやすいデザイン
最後にお世話になった会社は、お客様と共にゼロからプランを作る完全注文住宅を建てていました。自社だけではなく、設計事務所の設計による住宅も手掛けていたので、建築家のディティールへのこだわり、デザインのノウハウなども学ぶことができました。デザインも動線も、ニーズはお客様によって千差万別です。いかに「デザインの美しさ」と「それぞれのご家族が住みやすい形」を両立させていくかについて考え続けた11年間でもありました。
「暮らしに寄り添った家づくりがしたい」と願ってから30年以上。人や環境に恵まれ、長年の経験で得た現場の知識や技術は、そのすべてが今のYOTUMOKU-sideに繋がっています。